書道

能絵(水彩)

道成寺 赤頭(doujyouji akagashira)

能「道成寺」より、先日描いたのと別の赤頭バージョンを描きました。道成寺は安珍(あんちん)・清姫(きよひめ)伝説を基にした能です。小鼓とシテが間を図りながら足拍子を踏む乱拍子から、一転して急ノ舞(早い舞)になる迫力、白拍子が鐘の中に飛び込み、...
能絵(水彩)

羽衣(hagoromo)

羽衣より、天女を描きました。羽衣のあらすじは、春の朝、三保の松原に住む漁師・白龍は、仲間と釣りに出た折に、松の枝に掛かった美しい衣を見つけます。家宝にするため持ち帰ろうとした白龍に、天女が現れて声をかけ、その羽衣を返して欲しいと頼みます。舞...
能絵(水彩)

熊野(yuya)

能楽「熊野ゆや」から、熊野と枝垂桜を描いてみました。拡大です↓◆ あらすじ ◆遠江国 池田宿いけだのしゅくの熊野ゆやは、平宗盛たいらのむねもり(清盛の三男)の寵愛を受け、都に留め置かれていた。病気の老母をもつ彼女は度々暇を乞うものの、なかな...
能絵(水彩)

忠度(tadanori)

能楽「忠度ただのり」から、桜と平忠度の霊を描きました。少し拡大版↓平忠度たいらのただのりは、平安時代の平一門の武将で、清盛の異母弟にあたります。歌人としても優れ、藤原俊成ふじわらのとしなりに師事していました。( 平安後期の歌人で、俊成しゅん...
能絵(水彩)

巻絹(makiginu)

デジタル画のほうでも描きましたが、能楽「巻絹まきぎぬ」から、熊野本宮の巫女です。書いてある詞章は、證誠殿(しょうじょうでん)ハ阿弥陀如来十悪を導き 五逆をあハれむ中の御前ハ 薬師如来薬となって 二世を助く一萬文殊(いちまんもんじゅ) 三世の...
能絵(水彩)

竹生島(tikubushima)

こちらも以前デジタル画のほうでも描きましたが、能楽「竹生島ちくぶしま」の琵琶湖の龍神です。書いてある詞章です↓龍神湖上に 出現して光もかゝやく金銀珠玉を      彼のまれ人に         捧ぐる気色   有難かりける         ...
能絵(水彩)

胡蝶(kochou)

能楽「胡蝶」から、胡蝶の精を描きました。詞章はこちらです↓法(のり)に引かれて佛果(ぶっか)に至る胡蝶も歌舞の 菩薩の舞の姿を残すや 春の夜の明け行く雲に 羽うちかわし霧に紛れて 失せにけり物語としては、僧の一行が京都 一条大宮いちじょうお...
神楽(水彩)

大蛇(orochi)

石見神楽から、「大蛇」の場面を描きました。詞章↓(岩見神楽の紹介ページからお借りしました)「 青草を 結い束ねてぞ 蓑笠と      作り初めます 須佐之男の神」この大蛇の住む上に常に雲のたなびきしはこの剣の徳なるべしこれを名付けて天の叢雲...
神楽

鶴亀(tsurukame)

お正月っぽいものということで2つ目、能楽「鶴亀」を描きました。それぞれが鶴と亀を模した天冠を被っています。詞章↓冬は冴え行く雪の袂をひるがえす衣も薄紫の雲の上人の 舞楽の声々に霓裳羽衣(げいしょううい)の曲をなせば山鈹草木國土ゆたかに 千代...
能絵(水彩)

翁(okina)

正月だったので、能楽「翁」より老人の神を描きました。書いてある詞章です↓とうとうたらり たらりらたらり あがり ららりとうちりや たらり たらりらたらり あがり ららりとう所千代(ところちよ)までおわしませ我等も千秋さむらわう鶴と亀の齢(よ...