2022-08

能絵

黒塚(kurozuka)

能「黒塚(観世流では安達ケ原)」より、鬼女きじょを描きました。内容は変わりませんが、流派によって「黒塚くろづか」と「安達ケ原あだちがはら」でタイトルが違います。あらすじ紀伊国(和歌山県)那智、東光坊阿闍梨祐慶とうこうぼうあじゃりゆうけいは、...
能絵

鵺(Nue)

能楽「鵺ぬえ」から、後シテの鵺の亡霊を描きました。あらすじ熊野から京都をめざしていた旅の僧が、摂津国 芦屋あしやの里に訪れる。僧は里人に宿泊先を求めるが断られ、紹介された川沿いの御堂に泊まることにした。夜半になると、一人の男が朽ち果てた小舟...
能絵

船弁慶/静御前(Shizukagozen)

能楽「船弁慶」より前シテの静御前です。※船弁慶の詳しいあらすじや解説等については以前に平知盛を描いた「船弁慶」のページで紹介してますので、そちらをご覧ください。この演目は、『平家物語』や『吾妻鏡』を基にして作られた作品です。源義経、武蔵坊弁...
能絵

天鼓(Tenko)

能「天鼓(てんこ)」より、鼓を打つ天鼓の霊を描きました。あらすじ中国・後漢(中国古代)の時代。天鼓てんこという名の少年がいました。母の王母おうぼは天鼓を身み籠ごもった時、天より鼓つづみが降る夢を見ます。その後、本物の鼓が天界から降ってきまし...