自己紹介

こんにちは。eisui(読み:えいすい)と申します。

このサイトでは私が制作した水彩画や水墨画、デジタルイラストを主に紹介していきます。

サイト名の「みずらほ」は、日本の昔の美称だそうです。

日本を他の言葉で言い換えると何があるかと探していた時、親から教えてもらいました。

「豊葦原瑞穂国」(とよあしはらのみずほのくに)と正式には呼ばれていたそうで、「古事記」「日本書紀」に見られるようです。

意味は《神意によって稲が豊かに実り、栄える国の意》とありました。

日本の雰囲気を表現していきたいので、父からのアイディアもありこの名前になりました。


日本には書道や能楽、神楽などほかにも色々な伝統芸能や文化があります。

しかし、外国からの文化やメディアの影響によってその存在すら知らずに過ごしている方も多くいます。私自身も社会に出てから初めて能楽に触れました。

能楽は父も習っていた影響で社会人になってからお稽古を始めましたが(中高生の頃はお経だと思ってました)、能の事を理解したいなと思ってはいても、難しいな、分かりづらいな、という気持ちが先立ってなかなか内容を理解する努力をしてきませんでした。

流行りに乗りやすい性格もあり、それらの楽しい世界に夢中になってしまいどうしてもそちらを優先してしまいがちの20代でした。

また、私の周りの職場関係、友人、知人はほとんどがそちらの世界を知らない人ばかりだったので、難しさや面白さを共有出来ない事に寂しさを感じて離れがちだったのもあるかもしれません。

そんなある時、このコロナ化で日本の伝統芸能が危機に直面していると知りました。

コロナが蔓延している間、私も仕事の関係もあってお稽古はしばらく休んでいましたが、

やはり離れてみるとどこか寂しく、お稽古もなく家で好きなことをしているだけの日々はどこか張りのない生活でした。

お稽古も練習も大変で嫌だと思うこともありますが、やはり私にとって書道と能楽は無くてはならない存在なのだとしみじみ感じました。

去年諸事情で退職となり、前職以外の分野で特にやりたいと思う仕事も思い当たらない為、しばらく離れていた絵を描き始めました。

学生のころは絵や書道を仕事に出来たらと思った事もありましたが、いつしか仕事の忙しさやそんな事をしても成功しやしないと思う気持ちから絵を描くことから遠ざかっていました。

与えられたこの機会に、再び絵を描く事を続けてみようと思います

解説等もまだまだ不器用な点もありますが、

私の絵を通して少しでも能や書道、神楽などの日本の文化に興味を持つ橋渡しが出来たら何よりも嬉しいです。

◆作品について

デジタルイラストのソフトで描いている作品と、

筆と墨、水彩絵の具等で描いている作品があります。

最初は昔からある能絵に習って墨で描き、能の世界観を表現しようと思いましたが日本画や水彩の知識が皆無に等しい為中々思うような表現が出来ず苦戦しています。

昔少し弄っていたデジタル画で試しに描き始めてみたところ、デジタルならではの表現も出来るのだと気付きました。

ですが、書道と能の融合した作品を目指しているので、和紙に描く事も諦めず精進していくつもりでいます。

雰囲気はそれぞれで全く違いますが、それはそれで楽しんで観ていただければと思います。

能や神楽ならではの独特の雰囲気や、神聖な世界観を表現することを心掛けて作品制作をしていきます。

※私は宝生流ですが能の絵は観世、宝生等関係なく描いていますので細かい点はご容赦ください

プロフィール

名前:eisui(栄翠)

性別:女

出身地:静岡県

作業環境:コンピュータ…windows11

     ソフト…Clip Studio Paint,Adobe Illustrator CC 2014

     タブレット…XPPen

趣味:書道 ⇒ 小学3年生~ /師範取得/仮名は勉強中

   能楽 ⇒ 宝生流。嘱託の先生に20代~師事。囃子は出来ません。